GTDの6つのレベルをまとめてみた

先日、会社の同僚達とGTDの話をしており、6つのレベルの考え方について話した。


そこで、ちょっとまとめてみたものが、意外と好評だったので、載せてみる。





まずは、6つのレベルについての説明。
0フィートの考え方から、50,000フィートの考え方昇華するための図。
今まで、10,000フィートのGTDまでしか行っていなかったことが、明らかに。
20,000フィートが非常に重要。
以下、0フィートから50,000フィートまでの考え方のまとめ方をざっくり、まとめてみた。





0フィートから10,000フィート
まずは、頭の中にあるタスクを洗い出し、精査する作業。
INBOX→NextAction(Calendar, Someday, etc...)
GTDを行っている人ならば、常にこの作業を行っているはず。


図ではTaskからProjectをまとめているが、当然、ProjectからTaskが発生することもある。
(むしろそっちのほうが多いか)





20,000フィート
10,000フィートでProjectまでまとまっている状態。
20,000フィートでは、ここで、Projectを見直してみる。
Projectごとにさらに、責任・役割でラベリングすることができると思う。


責任・役割とは、本人(私自身)が置かれている立場からProjectを見直してみるのである。
個人としての自分、会社の人間としての自分、1個人としての自分などである。


例えば、[家を建てる][英語を話せるようになる][仕事のプロジェクトを成功させる]というProjectがあったとする。
この3つを責任・役割でラベリングすると、
[家を建てる]は、家族の一員(父親か母親か)としてラベリングでき、
[英語を話せるようになる][仕事のプロジェクトを成功させる]は、会社の人間としてラベリングできる。
(英語を話せるが仕事で必要だったとする)


こうして、Projectをさらにラベリングする作業が20,000フィートの作業である。


30,000フィート〜50,000フィート
自分の役割・責任が自分のタスクと結びつき、
自分の社会への役割が把握できて30,000フィートへ入る。
30,000フィートでは、自分の役割から今度は、1年後〜2年後先を考え、
責任・役割からタスクを見直す。
すると、0フィートでは、見えなかったタスクがもっと高いレベルから発見することができる。
そして、発生したTaskやProjectをラベリングしていくのである。


40,000フィート、50,000フィートでは、
さらに、3〜5年後、人生を考え、TaskやProjectを見直すのである。
ここまでくると、現状から把握できるものだけでは、不十分で、
夢や希望、状況などが大きく作用する。
しかし、この高さまで来ると、自分の目標や夢をProjectとして管理でき、
それが、ただの夢物語でなく、
今の自分と結びついた夢になる。


ここまで、発見した時に、自分は正直、GTDというタスク管理がただのTODOツールでないことを実感した。
10,000フィートまででは、見えなかったものが見えてきて正直感動さえ覚えた。





ここは、ざっとまとめ。


文中でも書いたが、今まで10,000フィートまでのGTDしか行ってきていなかった。(Lv2)
しかし、その先のレベルをみと、なんとシステマチックに夢を実現できるようになっているのかと感心する。
新たな発見がまた、人生を変えてくれるような気がする。